溶連菌感染症 ~ちょっとお熱+のどの痛み~
インフルエンザAの流行は一段落したようですが、
同じような「発熱、のどの痛み」を呈する「溶連菌感染症」の方はまだいらっしゃいます。
インフルエンザは自然治癒する病気ですが、溶連菌感染症は抗菌薬(抗生剤)による治療が必要です。
「一日でお熱は下がったけれど、のどの痛みが強い」
そんな時は、気を付けてくださいね。
年長さんのお子さんへ
もう少しで小学校入学ですね。
麻疹風疹ワクチン(MRワクチン)の2回目はお済みでしょうか?
このワクチンは、年齢ではなく、『年長さんの間に』と決められており、
接種可能日は3月31日までです。
これをこえてしまうと、自費接種になります。(およそ12000円)
麻疹は空気感染ですので、同じ空間内にいるだけで感染してしまいます。 (咳、鼻水による感染ではありません)
今もまだ、あべのハルカス(大阪)などでの集団感染が発生しており、
春休みの人の移動で、熊本にもいつ感染が波及するかわかりません。
できるだけ期間内に接種されることをおすすめしています。
当院は、予防接種用の待合室を別途設けておりますので、通常の診療時間でも予防接種が可能です。
予約ページよりお申込みくださいませ。
診療案内
インフルエンザが流行しています
明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
開院して初めての仕事始めは、インフルエンザの方がとても多くいらっしゃいました。
「インフルエンザワクチンの効果は、重症化の予防・・・」ではあるものの、怖い思いをしながらも、頑張って接種してくれたお子さんが罹ってしまった時、申し訳ない気持ちになってしまいます。
今年は、インフルAが流行しています。胃腸症状も強く、嘔吐や腹痛を主訴に受診される方が多いようです。
発熱から12時間たつと診断の精度が上がりますので、その前後での受診をお勧めします。(けいれんなどがあれば、すぐに受診してください)
インフルエンザは、「飛沫感染」です。咳やくしゃみなどの分泌物から感染します。
まだ、罹患されていない方は以下のような予防対策を考えてみましょう
- ①このシーズンの人込みやショッピングモールへのお出かけは控える
- ②手洗い・うがい
- ③適度な湿度を保つ(50-60%)
- ④疲れると免疫が落ちるので、無理はせずに体を休める
特に、「職場で流行して、お父さんから子供たちに」というケースもよくお聞きするので、
お父さん、帰宅後には、手洗い、うがいをお願いします!
ご兄弟で罹られた方がいらっしゃる場合は、2-3m程度離れて、寝る部屋は別にされた方がよいと思います。
(こどもたちは、寝相が悪く、気がついたら横に寝ている!ということもありますので・・・)
水分をこまめに摂取して、きつそうで水分等がとれない時は、解熱剤等も使用してくださいね。
インフルエンザの予防接種
インフルエンザの予防接種は
10月1日より、接種を開始いたします。
予約制です。
詳細は、下記↓リンクをご覧ください。
ご予約は こちら
インフルエンザ同意書 ※13歳以上の中高生で保護者が同伴しない場合は必要です。
委任状 ※やむを得ず保護者の同伴ができない場合、この委任状の提出が必要になります。
※保護者分のご予約については、ワクチン予定数を超過しましたので、新規のご予約は出来ません。子供たちの接種を優先的に行うため、申し訳ありませんがご了承ください。(2018.11.14)
風疹の抗体検査は無料で受けられます
風疹の抗体をお持ちかどうかは、血液検査でわかります。
抗体検査は、市の補助により無料で受けられます。(委託医療機関のため、当院でも可能です)
詳細は市役所のホームページをご参照ください。
↓
(風疹抗体検査のながれ)
http://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=4955&sub_id=14&flid=137147
(検査申込書)
http://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=4955&sub_id=13&flid=88334
熊本でも風疹の患者さんが確認されました
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/180904/rubella180904.pdf
熊本でも風疹の患者さんが確認されました。都市部へ行かれて、帰熊された30歳代の男性です。
都市部では、すでに年間の罹患者数を超える患者さんが報告されており、大流行の可能性があります。
1歳、年長さんでの接種がお済でない方は、早めの接種をおすすめしています。
また、大人の方で予防接種歴が不明な方は、風疹の抗体検査を市の補助で行うことができますので、ご検討ください。
百日咳ワクチンの追加
百日咳は、その名の通り、100日程度咳が止まらない、病気です。いわゆる、咳止めのお薬は効かず、夜間に咳嗽が悪化するために「咳で眠れない」との訴えが多くきかれます。
小さな赤ちゃんに感染すると、無呼吸発作や、自分で止められない咳嗽のために、呼吸ができなくなることがあり、人工呼吸器での治療が必要になることもあります。
当院でも、本年度、数名百日咳のお子さんがいらっしゃいました。抗体価が低下してしまう学童期のお子さんでした。
今月、百日咳ワクチンに対する新しい指針が発表されました。学童期に流行する可能性を考慮し、以下の方法で追加接種が可能です。
(種類)
三種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風)に含まれているため、三種混合ワクチンを接種します
(方法)
1.年長さんで三種混合を1回追加
2.11-12歳時に接種する二種混合を三種混合に変更
どちらの場合も任意接種になるため、1回4000円となります。
二種混合を選択される方は、今までどおり公費負担での接種が可能です。
風疹の流行について
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20180822_fushin.pdf
都市部を中心に、風疹が流行しています。
風疹自体は、「三日はしか」とも言われるように、軽微な風邪症状で終わってしまうこともあり、
本人が気が付かないまま出勤・登校している可能性があります。
風疹が恐ろしいのは、妊娠初期の妊婦さんに感染してしまうと、胎内の赤ちゃんが、先天性風疹症候群、という病気に罹患する可能性が極めて高い点です。
例年、全国でも0-1人しか先天性風疹症候群の赤ちゃんはいなかったのですが、2013年に大流行した際、45人もの赤ちゃんが先天性風疹症候群として、何らかの奇形や障害を伴うことになってしまいました。
ぜひ記事をお読みいただき、風疹の予防接種がお済でない方、抗体価が低いと思われる方は、十分に注意していただければと思います。
熊本は日本脳炎の発生リスクが高い地域です
生後6か月~19歳まで(特例)で接種可能です。 日本脳炎、をご存知でしょうか。日本脳炎ウイルスを持った豚を刺した蚊が、そのまま人間を刺すことで感染します。 熊本は、日本脳炎の発生リスクが特に高い地域です。日本脳炎の勧奨がストップされていた時期に、10歳未満のお子さんで2名の方が日本脳炎に罹患されています。 こどもたちには、蚊なんか恐れずに、元気にお外で遊んで欲しいですね。生後6か月から接種が可能ですので、早めに接種されることをお勧めしています。 タイでは、日本脳炎のリスクは、日本国内に比べて40倍ともいわれています。東南アジアに旅行される方も、接種歴をご確認くださいね。 数年前まで、北海道では日本脳炎の予防接種は任意(自由)でした。しかし、温暖化に伴って、蚊の生息域が北上しており、予防接種が定期化されています。以前は北海道、今は熊本、という方も接種歴をご確認ください。熊本高校正門前から徒歩1分
お車でお越しの方
熊本市中央区新大江1丁目12-16
(駐車場20台完備)
公共交通機関でお越しの方
熊本都市バス熊高正門前下車徒歩1分
〒862-0972
熊本市中央区新大江1丁目12-16
TEL:096-361-3939(みらいすくすく)
一般 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 08:30-12:00 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 13:00 まで (受付12:45まで) |
午後 15:30-18:00 (受付終了時間 17:45) |
◎ | ◎ | ◎ | / | ◎ | / |
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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14:00-15:30 | ◎ | ◎ | ◎ | / | ◎ | / |
木・土曜午後、日祝日 |