2018年 8月 の記事
百日咳ワクチンの追加
百日咳は、その名の通り、100日程度咳が止まらない、病気です。いわゆる、咳止めのお薬は効かず、夜間に咳嗽が悪化するために「咳で眠れない」との訴えが多くきかれます。
小さな赤ちゃんに感染すると、無呼吸発作や、自分で止められない咳嗽のために、呼吸ができなくなることがあり、人工呼吸器での治療が必要になることもあります。
当院でも、本年度、数名百日咳のお子さんがいらっしゃいました。抗体価が低下してしまう学童期のお子さんでした。
今月、百日咳ワクチンに対する新しい指針が発表されました。学童期に流行する可能性を考慮し、以下の方法で追加接種が可能です。
(種類)
三種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風)に含まれているため、三種混合ワクチンを接種します
(方法)
1.年長さんで三種混合を1回追加
2.11-12歳時に接種する二種混合を三種混合に変更
どちらの場合も任意接種になるため、1回4000円となります。
二種混合を選択される方は、今までどおり公費負担での接種が可能です。
風疹の流行について
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/20180822_fushin.pdf
都市部を中心に、風疹が流行しています。
風疹自体は、「三日はしか」とも言われるように、軽微な風邪症状で終わってしまうこともあり、
本人が気が付かないまま出勤・登校している可能性があります。
風疹が恐ろしいのは、妊娠初期の妊婦さんに感染してしまうと、胎内の赤ちゃんが、先天性風疹症候群、という病気に罹患する可能性が極めて高い点です。
例年、全国でも0-1人しか先天性風疹症候群の赤ちゃんはいなかったのですが、2013年に大流行した際、45人もの赤ちゃんが先天性風疹症候群として、何らかの奇形や障害を伴うことになってしまいました。
ぜひ記事をお読みいただき、風疹の予防接種がお済でない方、抗体価が低いと思われる方は、十分に注意していただければと思います。
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